38期 会長 皿良 仁司  Sarara Hitoshi 

                 

 

『同心協力

 

 

所 信

 

【はじめに】

 昨今日本の経済は新型コロナが5類に移行してから、コロナ禍以降で止まっていた国際間の 「人の移動」はコロナ禍前の水準まで回復し、都市部や地方主要都市を中心に地価額の高騰 や株価も上昇が続くなど景気回復が見受けられます。

 しかし、物価高による消費下押しや高齢化による人材不足に加え最低賃金の上昇など、地方 ではその恩恵を受ける可能性すら感じることが出来ず地方格差が生まれております。 その様な経済状況の中でも私たちは、次代の地域経済を担う若手経営者として、地方の業績を好転させるべく一人一人が企業の発展と豊かな地域経済社会を築いて行かなくてはなりません。 

 

【令和6年度小林YEGとして】

 今年度は県連会長を小林YEGから輩出する年となっており、今まで以上に小林YEGとして単会でのチームワークが必要となってきます。その様な中で会員メンバー間での交流を活性化させ、地域に根ざしたYEG活動を行えるか、今後の単会のあり方を改めて問う年です。

 YEGを通して地域の為に何が出来るか、個々の事業者の為に何が出来るかを考え、お互いに交流研鑽を交えながら地域の活性化に繋がる活動を行う事を目的とし、「心を一つに、皆で協力して事を成す」という意味も込め、令和6年度のスローガンを『同心協力』とします。

 

【先を見据えた多方面への交流】

 YEGには様々な職業の会員メンバーが所属しており、普段の仕事や私生活では出会わない 職業の方に知り合えるチャンスの場でもあります。 小林YEGが加盟している宮崎県連等にも、多くのYEGメンバーが所属しております。 様々なメンバーと交流を楽しむことで、仕事の仲間や私生活での仲間を見つけることがで き、色々な人と出会い、お互いに高め合える仲間と付き合う事で、社業の発展や自身の成長 に繋がります。YEG活動を最大限に活用し、交流を楽しんで行きましょう。 

 

【創立40周年に向けて】

 昭和62年に設立された小林YEGは、本年で38年目に入りました。 来たる創立40周年に向けて、これまでの諸先輩方が築き上げて来られた歴史や伝統を引き継ぎながら、会員相互での連携と団結を通じ小林YEGとしての成長を目指す上で、新しい体制の構築を図って行きます。

 小林YEGとして何が出るのか、会員一丸となり皆で挑戦をする活動を通して2年後に向けて士気を上げていく年にして参ります。

 

【結びに】

 YEGに入っていたからこそ得られる経験や情報は必ず有ります。 良い部分を皆で共有しながら地域に根ざしたYEG活動を行い、単会メンバー同士の絆や、 繋がりを改めて深めて行きます。皆さんで協力し、楽しみながら実りある年にさせて頂く所存です。

 1年間よろしくお願い致します。

 

 

《重点項目》

 

 ※組織の拡大強化と組織改善

 ※他単会・県連・ブロックならびに会員メンバー間の交流、連携の促進と情報交換

 ※会員企業へのビジネスチャンスの提供およびビジネス支援の斡旋

 ※商工会議所・OB会と連携強化

 ※他団体等との交流と連携の促進

 ※地域活性化のための事業企画